
谷中七福神めぐりは、「あぁ、いい一日だった」と、心がじんわり温かくなるような、そんな豊かな時間を過ごせる巡礼ルートです。
谷中七福神
- 東覚寺(とうかくじ) / 福禄寿
- 青雲寺(せいうんじ) / 恵比寿
- 修性院(しゅしょういん) / 布袋尊
- 長安寺(ちょうあんじ) / 寿老人
- 天王寺(てんのうじ) / 毘沙門天
- 護国院(ごこくいん) / 大黒天
- 不忍池辯天堂 (しのばずのいけべんてんどう) / 弁才天
谷中七福神めぐりの魅力
1.すべて「お寺」で構成された、江戸最古の巡礼
全国にある多くの七福神巡りは神社と寺院が混ざっていますが、谷中七福神は「七ヶ所すべてが仏教寺院」で構成されているのが大きな特徴です。
江戸時代の中期(元禄〜文化年間頃)に始まったとされる「江戸最古の七福神」であり、時の将軍・徳川家ゆかりの格式高い名刹から、庶民に愛された下町のお寺まで、江戸の祈りの歴史をそのまま肌で感じることができます。


2.「ひぐらしの里」の風流とおめでたさを追体験できる
西日暮里周辺は、江戸時代に「日が暮れるのを忘れるほど美しい」と称えられた行楽地「ひぐらしの里」でした。
これら風流な文化人たちの足跡(滝沢馬琴の碑など)や、当時の賑わいを今に伝えるポップでおめでたい空間(修性院の鮮やかなピンクの塀や布袋尊のレリーフ)がルート上に点在しており、江戸庶民の「最高に楽しかった休日の空気感」をそのまま追体験できます。


3.下町情緒から上野の自然へ移り変わる「物語性」
田端(東覚寺)から出発し、西日暮里の起伏に富んだ台地を越え、谷中のレトロな路地や木造建築の並ぶ街並みを抜け、最後は上野恩賜公園の緑と不忍池の水辺へと至る――。 この約6kmの道のりは、歩くだけで景色がドラマチックに変化します。
静寂のなかに芸術の縁を秘めた長安寺や、大仏様がそびえる天王寺など、一歩進むごとに異なる情緒に出会える、散策コースとしての完成度の高さこそが最大の魅力です。




■ 北(田端)から南(上野)に向かう順番で、各寺院の特長や魅力を紹介
| 東覚寺 / 福禄寿 | 東京都北区田端2丁目7ー3 |
| 青雲寺 / 恵比寿 | 東京都荒川区西日暮里3丁目6-4 |
| 修性院 / 布袋尊 | 東京都荒川区西日暮里3丁目7-12 |
| 長安寺 / 寿老人 | 東京都台東区谷中5丁目2-22 |
| 天王寺 / 毘沙門天 | 東京都台東区谷中7丁目14-8 |
| 護国院 / 大黒天 | 東京都台東区上野公園10-18 |
| 不忍池辯天堂 / 弁才天 | 東京都台東区上野公園2-1 |
散策の道しるべ
- 谷中七福神めぐり:お正月(1月1日〜10日)には御朱印を求めて多くの人で賑わいます。
- ゆっくり散策したい: 新緑や紅葉、谷根千の古民家カフェ巡りと合わせて、一年を通して四季折々の散策を楽しむことができます。まわる順番に決まりはなく、7か所を一日でまわる必要もありません。エリアごとにゆっくり散策するのもおすすめです。
- 歩きやすさ: 全行程で約5〜6キロ、徒歩でゆっくり回って2〜3時間ほどの心地よいハイキングコースです。高低差のある「坂の街」を行き来するため、歩きやすい靴が良いでしょう。

GoogleMap
【エリア】田端~西日暮里~谷中~上野公園
【距 離】約5.3km
【所要時間】徒歩で約2時間
【散策年月日】2026年4月22日(晴れ)
