谷中七福神(長安寺 / 寿老人)

東京都台東区谷中にある大道山長安寺は、臨済宗妙心寺派の禅寺で、谷中七福神の一つである寿老人を祀っています。 

長安寺は、老山和尚禅師が開基となり、当初は安藤右京亮の屋敷内に「長安軒」として創建されました。

創建と改宗

創建:寛文9年(1669年)に「長安軒」として創建されたと伝わります。

寺号の承認:正徳2年(1712年)に「大道山長安寺」の寺号が認められ、現在の地に移転したとされています。

臨済宗妙心寺派:別伝では、当初曹洞宗の寺院でしたが、後に途絶え、明和6年(1769年)に要関和尚によって中興され、臨済宗に改宗したと伝えられています。

谷中七福神 寿老人

長安寺には、谷中七福神の一つである寿老人が祀られています。この寿老人は、長寿延命、諸病平癒、人々の安全と健康を守る神様として信仰されています。

文化財と見どころ

狩野芳崖墓:明治初期の日本画家、狩野芳崖(かのほうがい)とその妻の墓があります。

板碑:寛文9年(1669年)の創建よりもさらに約400年前にさかのぼる板碑(塔婆の一種)が残されており、台東区の登載文化財に指定されています。

版木:安永3年(1774年)や安政6年(1859年)の年代が判明する版木など、江戸時代中期から近代までの信仰に関わる貴重な資料が保存されています。

谷中七福神 長安寺

長安寺は、地域の方々に向けて開かれた寺院を目指しています。

東京都台東区谷中5丁目2-22
JR日暮里駅から徒歩約7分

寿老人