
荒川区西日暮里にある運啓山修性院は、日蓮宗の寺院です。江戸時代後期から「花見寺」として親しまれ、谷中七福神の一つである布袋尊を祀っています。
歴史と特徴
修性院は、430年以上の歴史を持つ寺院で、江戸時代から庶民に親しまれてきました。
花見寺としての歴史
名園:江戸時代には3000坪もの広大な境内斜面に桜やツツジが植えられ、その庭園は「花見寺」として有名でした。歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれ、正岡子規の歌にも詠まれるほどでした。
現在の桜:現在も境内には枝垂れ桜があり、広重の時代を偲ばせます。

名所江戸百景『日暮里寺院の林泉』
谷中七福神 布袋尊
ひぐらしの布袋:修性院には、谷中七福神の一つである布袋尊が祀られています。布袋尊は「日ぐらしの布袋」とも呼ばれ、見とれているうちに日が暮れてしまったという言い伝えがあります。
親しまれている布袋尊:お寺の塀には、四季をモチーフにした布袋尊のイラストが描かれており、道行く人々に親しまれています。


変遷と再建
天正元年(1573年)に開山し、当初は武蔵国豊島郡田中村にありましたが、元禄年間(1688年~1704年)に現在地に移転しました。
昭和20年(1945年)の東京大空襲により本堂などが焼失しましたが、昭和25年(1950年)から昭和35年(1960年)にかけて改修され、現在に至ります。



修性院は、谷中銀座近くに位置し、隣接する墓地では永代供養も受け付けています。また、管理する「花見寺墓苑」は、宗派不問で利用可能です。
修性院 / 谷中七福神(布袋尊)
東京都荒川区西日暮里3丁目7-12
JR西日暮里駅から徒歩約6分

