谷中七福神(東覚寺 / 福禄寿)

谷中七福神 東覚寺

東京都北区田端にある白龍山寿命院東覚寺は、真言宗豊山派の寺院です。特に「赤紙仁王」で知られ、谷中七福神の一つである福禄寿を祀っています。

東覚寺は、創建から500年以上の歴史を持つ古刹であり、病気平癒のご利益で知られる「赤紙仁王」が有名です。

創建と移転

神田での創建:東覚寺は延徳3年(1491年)に源雅によって神田に創建されました。

田端への移転:その後、根岸を経て、慶安年間(1600年頃)に現在の田端の地に移転したと伝えられています。徳川幕府から7石の朱印地を受けていました。

赤紙仁王

病気平癒の信仰:東覚寺の山門前には、全身に赤紙が貼られた一対の金剛力士像があり、「赤紙仁王」と呼ばれています。病気を患った人が、仁王像の患部と同じ箇所に赤紙を貼って祈願すると治癒されると信じられており、現在も多くの参拝者が赤紙を貼りに訪れます。

作造の経緯:この仁王像は、寛永18年(1641年)に賢盛によって疫病を鎮めるために造立されました。赤紙を貼る風習は明治時代に入ってから広まったとされています。

わらじ奉納:病気が治癒すると、感謝の気持ちを込めてわらじを奉納する風習があります。これは、仁王が祈願者を見舞うために日夜歩くから、と言われています。

谷中七福神 福禄寿

長寿と幸福の神:東覚寺は、東京で最も古い歴史を持つ谷中七福神の一つであり、福禄寿を祀っています。福禄寿は、幸福、俸禄、長寿の三徳を兼ね備えた神様として信仰されています。

開帳期間:毎年1月1日から10日まで開催される谷中七福神巡りの期間中には、本堂で福禄寿の像が一般公開されます。

東覚寺は、西国八十八ケ所霊場の写しとして開創された「御府内八十八ヵ所霊場六十六番札所」でもあります。

赤紙仁王への病気平癒の祈願や、谷中七福神巡りで多くの参拝者が訪れる寺院です。

東覚寺 / 谷中七福神(福禄寿)

東京都北区田端2丁目7ー3
JR田端駅より徒歩約7分

福禄寿尊